愛犬に健康で長生きしてほしい…犬の長寿に役立つ積極的に摂るべき食材や栄養は?

愛犬に健康で長生きしてほしい…犬の長寿に役立つ積極的に摂るべき食材や栄養は?

9月15日は「敬老の日」。最高齢は26歳8か月の柴犬という報告もあるようですが、愛犬には健康で幸せに長生きしてほしいですよね。犬種や大きさにもよりますが、14~15歳前後が近年の平均のようです。

長生きのために大切なことのひとつに「適切な食事管理」があります。バランスの取れた食事を心がけ、年齢・体重・犬種に合ったフードを選ぶ、添加物が少なく栄養価の高いものを与えましょう。また肥満は寿命を縮めるため、食べ過ぎに注意しましょう。

犬の長寿に役立つ食材・栄養素

たんぱく質源(筋肉維持のため):老犬は筋肉が落ちやすいので、消化の良い良質なたんぱく質が重要 →鶏肉(ささみ、胸肉)、白身魚(タラ、サーモンなど)、大豆製品(豆腐、おからなど・少量ならOK)

オメガ3脂肪酸(抗炎症・関節や脳の健康):関節炎や皮膚トラブル、認知機能低下の予防にも効果が期待 →サーモン、イワシ、サバ(加熱して骨を除いて少量)、亜麻仁油やえごま油(小さじ少量をフードにかける)

抗酸化成分(老化防止・免疫力強化):ビタミンC・E、βカロテン、ポリフェノールが細胞の酸化を防ぐ →ブルーベリー、りんご(種はNG)、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー(加熱して与える)、トマト(熟したものを少量、青い未熟果はNG)

食物繊維(腸内環境を整える):腸内環境を整えることで免疫力アップにもつながる →かぼちゃ、さつまいも、キャベツ、白菜、オートミール(少量)

関節・骨サポート:鶏軟骨(コラーゲン・グルコサミン)、緑イ貝(関節サプリにも使われる食材)

その他に定期的な運動(散歩や遊びで肥満予防、心肺機能維持)や遊び(ボール遊びなど)もストレス発散に効果的です。愛犬とのコミュニケーションのなかで気になる様子はないか?観察する機会にもなります。長生きの秘訣は「食事・運動・ケア・愛情」の4つです。

不安や孤独を減らすことで免疫力も向上するため、愛情を持って接することが、寿命を延ばす最大の秘訣とも言えます。なかでも歯や皮膚は健康のバロメーター。ブラッシングや口腔ケアでまめに観察しましょう。日々のケアが予防につながります。早期発見・早期治療で愛犬を病気から守り、健康寿命を長く、元気に過ごしましょう(*^_^*)

 

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