
夏は暑さ対策だけではない…愛犬の「体の冷え」に注意!
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夏は暑さ対策ばかりに目がいきがちですが、実は「冷え」も犬にとって注意が必要なんです。とくに室内で冷房を効かせすぎたり冷たい床で長時間寝たりすると、体が冷えすぎて体調不良につながることがあります。犬種・体質に注意 小型犬、シニア犬、短毛犬、痩せ気味、「換毛期のあとの夏」にも毛が薄くなり冷えやすいので注意が必要です。
【夏の冷え対策】
①室内環境に注意!・・・エアコンの温度設定は人間が快適に感じる 25〜28℃ が目安(※ただし犬種や年齢など個別に配慮が必要)。犬種や年齢によっては冷えやすい子もいるので、風が直接当たらない場所や、部屋の一角に「涼しい場所」と「少し暖かめの場所」の両方を作って選べるようにする。クールマットを使うときは「冷えすぎない」タイプを選ぶこと。服や腹巻きなども良いでしょう。
②冷たいものの与えすぎ注意!・・・冷水や氷をあげすぎると胃腸を冷やすこともあるため、お水は常温又はぬるめが安心(※夏場は傷まないよう注意)。こまめに入れ替えて清潔で新鮮な水を与えましょう。夏はつい「体を冷やす食材(きゅうり・スイカ・トマトなど)」を与えがちですが、冷えすぎにつながることも。
③不調のサインに注意!・・・夏でも 震える、丸まって寝る、食欲不振、下痢や軟便 があれば冷えすぎの可能性あり。耳や肉球が冷たい、水をあまり飲まないなど、いつもと違う様子がないか注意してみましょう。
【体を温めやすい食材】
・鶏肉(ササミ・胸肉):消化しやすくエネルギー補給
・かぼちゃ:胃腸を補い、お腹を守る
・にんじん:体を冷やさずビタミン補給
・さつまいも:消化によいエネルギー源
・りんご(少量):お腹に優しい
夏場でも 手作りスープ(鶏肉+かぼちゃ+にんじん) を常温で与えると、冷え対策+水分補給になります。
冷えは胃腸炎(下痢・嘔吐が続く)免疫力低下(皮膚トラブル、膀胱炎など)関節痛(冷えで動きがぎこちなくなることも)に繋がる可能性があり注意が必要です。体質や状況に合わせた「冷え対策」で上手に夏を乗り越えましょう(*^_^*)