ペット防災!「備え」で愛犬を守りましょう(^^)/
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9月1日は「防災の日」。災害について認識を深め、備えを強化する日として制定されました。日本は地震・台風・豪雨など自然災害が多い国です。そのため、「自分の命」だけでなく「ペットの命」も守る準備が大切です。またペットと一緒の避難は「人の避難より難しい」と言われています。だからこそ、繰り返しの訓練が安心につながります。
◆避難グッズの用意…フード・水(最低3日〜1週間分)、食器、給水ボトル、排泄袋、キャリーケース・ケージ(避難所で必須)、ブランケットやタオル(安心感を与える)、マナーベルトやペット用おむつ、トイレシート、シャンプータオル、首輪・リード・ハーネス等
◆身元を確認できるもの…首輪+迷子札(飼い主の連絡先記載)、マイクロチップの装着、ペットの写真(迷子時に役立つ)、その他通院先や持病の有無などペットの情報をまとめたもの(市販されているペット用ノートもあります)
◆避難先を確認…自治体の「同行避難」ルールを調べておく、ペットと一緒に泊まれる避難所・ホテル・知人宅など複数候補を用意
また災害時には流通が止まり、ペットフードが手に入らないことがあります。
・ドライフード(保存しやすい):長期保存できるジッパー付き袋や小分けパックに。賞味期限を定期的に確認(ローリングストックがおすすめ)。
・ウェットフード(嗜好性が高く水分補給にもなる):缶詰やパウチタイプ。開封後は早めに消費(冷蔵保存が難しい災害時は注意)
・ 災害用に販売されている「ペット用非常食」:真空パック・フリーズドライタイプが便利。保存期間が5年程度のものもあり安心
・おやつ:ストレス緩和用に少量備蓄。しつけや避難時の誘導にも役立つ
フードは 普段食べ慣れているもの を備蓄しましょう。突然違う物だと食べない可能性があります。フードの急な変更は体に負担がかかってしまいます。水も犬用として1日1~2ℓを目安に確保しておきましょう。いずれもローリングストック(普段使い → 消費 → 新しく補充)で常に新しい状態を保ちましょう。
保管方法としては高温多湿を避け、密閉容器で保存。非常持ち出し袋には小分けにして入れると便利です。フードスプーンや折りたたみボウルも忘れずに。また日頃からワクチン接種、フィラリア・ノミダニ予防で健康管理を行い、常備薬がある場合は多めに用意しておきましょう。犬は災害時に強いストレスを感じるため、慣れたフードと水を用意することが一番の安心につながります。
平常時には避難時のストレス軽減としてキャリーやケージに慣れさせる、吠え癖の改善、排せつ対策などしておくことも重要です。ペットは家族の一員です。人間と同じように「備え」が命を守ります。台風の多いこの時期、ぜひストックを見直してみましょう。